2024年5月18日 10:30より、第30回 Fukui WordPress Meetup を開催しました。
- 日時: 2024年5月18日 10:30~12:00
- 開催形式: オンライン
- 参加者数: 6人
内容
第30回の Fukui WordPress Meetup をオンラインで行いました。福井県内はもとより、神奈川、埼玉、愛知などから参加してくださった方もいて、地域の境を越えた WordPress ユーザー同士の交流ができました。オンライン開催ならではの良さですね。
プログラムは下記のような流れで展開しました。
- Fukui WordPress Meetup の紹介
- 自己紹介+みんなでお悩み解決&わいわい雑談
通常の Fukui WordPress Meetup だと、自己紹介・ミニセッション・お悩み相談会をコーナー分けして構成することが多いのですが、今回は少人数でもあったので全部をミックスしたような流れでゆるゆると進みました。WordPress から派生したウェブ関連のトピックも含め、参加者同士で下記のような情報を共有しました。
- 社内用ナレッジ共有システムとしての WordPress 活用
許可されたユーザーのみが閲覧できるよう、『Force Login』というプラグインをインストール・有効化して運用しているとのことです。サイトのアクセス制限は .htaccess を使った手法が一般的ですが、プラグインを使う方法だと WordPress 側で閲覧可能なアカウントを簡便に追加・削除できるのがいいですね。メンテナンスがやや滞っているのが気になるところですが…😅 - ルビのついた記事の抜粋表示
外国人向けに、ルビありのブログを運用している参加者からの質問です。あるテーマにおいて、最新の投稿を表示するブロックを挿入したところ、記事の抜粋が正常に表示されないというお悩みでした。
記事内のルビは、HTML の <ruby> タグを使って実装しているとのことで、ある参加者から、「抜粋を表示するテンプレートタグ( the_excerpt() )の仕様によるものではないか」との助言が。the_excerpt() は記事本文内の HTML タグを削除して機能するため、<ruby> でマークアップしたルビの表示不具合につながっているということでした。
ルビ振りについては JavaScript による実装もあるようで、一般財団法人ルビ財団が提供する『ルビフルボタン』を使う方法もありそう、という情報提供もありました。 - GPT-4o によるコーディング支援
先日リリースされた GPT-4o を使い、手描きワイヤーフレームから HTML と CSS をコーディングするデモがありました。
CSS の flexbox や grid layout などコーディング時の指示をワイヤーフレームに添えると、それを読み取ってコードを生成する画像認識能力の高さに驚く声もありました。
所感
こぢんまりした規模での開催ながら、濃厚な内容の Meetup となりました。ルビ振りに関するトピックは日本語環境ならではで、そういったサイトを手がける機会がなかなかないだけに、とても参考になりました。
次回の Meetup は6月15日(土)の午前を予定しています。ご参加お待ちしています!
(Fukui WordPress Meetup 共同オーガナイザー・森川徹志)