2023年9月16日(土)13時より、岐阜県岐阜市にあります みんなの森 ぎふメディアコスモス かんがえるスタジオ にてGifu WordPress Meetup #62 を開催しました。
今回は、岐阜で定期的に開催してきました「WordPress(再)入門」講座の最終回「運用・学習編」となります。
開催日時と参加者
- 日時:2023年9月16日(土)13:00〜16:00
- 場所:みんなの森 ぎふメディアコスモス
- 参加者:12人
WordPres(再)入門 – 運用・学習編
スライド
動画
アンカンファレンスでの話題
「悪」ではないと思う。しかし、盲目的に採用するのではなく「カスタムフィールドにする必要はあるのかどうか」を考える必要はあると思っている。
例えば、WordPress 6.3 よりエディターが iframe 化されたが、カスタムフィールドを利用するときによく使われるメタボックス(エディター下に出てくる入力フォーム)を利用することで、この iframe 化が実行されなくなる。
その場合、iframe 化を前提としたスタイリング設計をしているブロックがあれば、エディター側でのスタイリングが崩れる可能性は出てくる。こういった部分も検討材料に入れていくべきだろう。
応対をした共同オーガナイザー個人のイベント開催時の感想です。
基本的には自分のタイミングで良いだろう。しかし、条件によっては最適な切り替えタイミングは変わってくると思う。
例えば、無料テーマにおいてもテーマ側が持っているオリジナルブロックを利用して、コンテンツやレイアウトを作成している場合、乗り換えを行うテーマではそのオリジナルブロックは(テーマに内包されているものなので)利用するこができない。ということは、レイアウトが崩れるため、ブロックの置き換え作業が必要となる。
その作業が、数ページであれば良いが、例えば全ての投稿に含まれているということであれば、ブログ運営を続ければ続けるほど、切り替えコスト(自分でやるにせよ)が発生する。この場合、早ければ早いだけそのコストは下がると考えることができる。
今回の相談での移行ケースが Cocoon → Swell というお話だったので、その前提条件で考えると、
- Cocoon はオリジナルブロックがある
- Swell もオリジナルブロックがある
こういった状況なので、上記の切り替えコストを考えると、早ければ早いほどそのコストは少なく済むと言える。
言い換えると、こういった状況でなければ、好きなタイミングで切り替えれば良いと思う。
共同オーガナイザー所感
今回は、岐阜で定期開催してきた WordPress (再)入門 という講座の最終回ということで、全6回を開催し終えることができました。
数年前に同じような講座を作ったことがあるのですが、その時とはまた WordPress の状況が大きく変わってしまっているので今回作り直すことにしました。これらの回の資料を作っていく上で、自分自身がとても勉強になりました。やはり、間違った知識を伝えるわけにもいかないので、しっかりと一次情報で確認をしました。
この講座は終了しましたが、スライドと動画は過去開催レポートに掲載してありますので、ぜひ多くの方に閲覧いただけると嬉しいです。また、他 WordPress Meetup で開催内容に困った際には、部分的にでも活用していただければと思います。
今後は、ブロックエディターやサイトエディターを使って実際に手を動かしているような内容で開催していこうと考えています。
今後の開催予定
基本的に3〜4ヶ月先までの日程を、会場確保の都合で決定しております。しかし、Gifu WordPress Meetup は共同オーガナイザー一人で運営しておりますので、様々な理由で急遽中止や延期、オンライン開催への変更となる場合があります。あらかじめご了承ください。