WordPressのブロックテーマの作り方を解説&参加者みんなで実際に作ってみよう
##デモンストレーション
中谷友紀
## 開催日時
2023年09月10日(日)13:20〜17:00
##開催形式
対面オフライン
##参加者
12名
##場所
金沢市ものづくり会館2階会議室
## タイムテーブル
13:20 勉強会開始&自己紹介
13:40 ブロックテーマを作ってみよう
14:30 休憩
14:40 お悩み相談・質問タイム
15:20 交流会
17:00 解散
解説資料
https://docs.google.com/presentation/d/1tsmHX7Byu6c1qdFzZgo-lsZJBMQmvp00Bcb6xB_rEws/edit?usp=sharing
議事録
■質疑応答&交流会
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Q 久野さん:ブロックテーマ使ってみてどうだった?エディターの困りごとを知りたいので意見募集。
A みんな:難しかった。設定・スタイルのアイコンと全体のスタイル設定アイコンが同じで分かりづらい。
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Q 久野さん:そもそもみんな記事投稿とかで普段ブロックエディタ使う?
A みんな:使っている人もいればクラシックエディタの人もいる。ブロックエディタの操作性が慣れず、未だにクラシックを使っている。クラシックエディターは融通が効きやすい。
A 中谷さん:ブロックエディタだと要素ごとにパディング設定とかができるから便利。
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Q 広瀬さん:SEOをよく理解していない人がhtmlタグを気にせずブロックをポンポン置いていってしまうリスクがあるのでは?
そうならないよう、H1タグを一つ置くと二つ目は置けない仕様にするとかいいかも。
A 久野:そもそもH1を二つ以上おいてはいけないというルールがあるわけではない。
広瀬さん:投稿・固定ページの違いとか、そもそも仕組みを理解しないと難しい。
慣れるまでに時間がかかる。
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Q 水島さん:テーブルのレスポンシブで有料じゃないやつが欲しい。何もしないとモバイルの時にはみ出してしまう。
A 久野さん:Hamano さんが開発された「Flexible Table Block」を試してみても良いかも。レスポンシブに対応していたかどうかまでは確認できていないが、セルの結合など、痒いところに手が届く機能たくさんあり。
プラグイン関連の最近の情報では、「MW WP Form」「Smart Custom Fields」は近々クローズされる予定。「Snow Monkey Forms」や「Contact form7」など他のプラグインへ移行を検討することをお勧めする。
クローズ時期未定。
ただ、アクティブユーザーが多すぎるため、作成者本人だけでは決めきれていないのが現状らしい。
A 中谷さん:メールアドレス再確認用のフィールドは「MW WP FORM」ならではの機能で、バリデーションも豊富なのでショックすぎる。。。
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Q 広瀬さん:LPくらいならブロックエディタで作れたら楽だよね。
木本:デザイン性があるものはどうやってスタイルする?
A 久野さん:ブロックテーマはできるだけ外部でスタイルを書かない方がいいかも。サイトエディタの中で調整すべき。サイトエディタで触れるメリットがなくなってしまう。
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Q 広瀬さん:ミートアップで今後開催してほしいテーマはある?
A 中谷さん:今日のテーマのリベンジや、今日の続きの会を開きたい。
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Q 久野さん:カスタムフィールドの繰り返しフィールドを使う意味は?ブロックパターンの繰り返しパターンじゃダメなの?
そういう使い方のアイディアが全然共有されないから…広めていく必要がある。
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Q 中谷さん:ブロックテーマはブレイクポイントのパターンが少ないのが嫌だ。デザインが厳しいと困る。
A 久野さん:microCMSとNext.jsなど他の仕組みも検討してみては?
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Q 広瀬さん:クライアントにブロックテーマを円滑に利用してもらうためには?どうやってレクチャーする?
A 中谷さん:マニュアルを作成して渡している。
広瀬さん:あらかじめ登録するブロックが用意されている記事投稿レベルならマニュアルでいけるけど、自分たちで作ってもらうようなタイプだったら難しい。
A 久野さん:ブロックパターン登録しておいて、管理画面からパターンを選ばせるようなテーマの開発を進める。
パターン活用は今後もっと活発になるように感じている。自分でも作れるので、ぜひみんな触ってほしい。
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Q 中谷さん:PHPのバージョンが変わるとプラグインの開発や修正が追いつかず、エラーが出まくる。
A 久野さん:アップデートに消極的なのに WordPress を利用するべきなのか?を考え直した方がいい。
共同オーガナイザー所感
以前ブロックテーマについての勉強会を一度開催しましたが、今回は参加者自身に手を動かしてもらい、みんなでオリジナルのブロックテーマを作ってみました。
なかなか思い通りに動かず苦戦している方も多く、時間の都合上途中までしかできませんでしたが、やはり「自分で実際にやってみる」というのが思いのほか身になったようで、非常に実りのある勉強会になったように思います。
今回のように皆さんが楽しめるワークショップ形式の勉強会をまた開催しますので、ぜひ皆様ご参加ください。