Chiba WordPress Meetupの共同オーガナイザーの渡邉です。
23年6月25日(日)14時からChiba WordPress Meetupの定例会を開催しました。
今回は”WordPressにコントリビューションその3 LTで貢献しよう”と言う企画を開催しました。
開催日時と参加者
日時:2023年6月25日(日) 14時~16時00分
場所:オンライン&オフライン
オフライン会場:蘇我コミュニティセンター3階サークル室2
オンライン会場:Zoom
参加者:15名(オンライン13名、オフライン2名)
タイムライン:
14:00~14:10 勉強会の趣旨説明、お知らせなど
14:10~14:40 参加者自己紹介
14:40~15:55 LTで貢献しよう
15:55~16:00 次回予告等
LTがWordPressに与える貢献とは?
今回Chiba WordPress Meetupでシリーズ企画になっている『WordPressにコントリビューション』の一つとしてLTを取り上げたのですが、一般的に考えればLTそのものはWordPressに直接の関係はないもの、といわれるかと思います。
しかし今回このシリーズ企画としてLTを取り上げたのはWordPressがコミュニティによって育まれているシステムだから、コミュニティの多様性を作る為には多少な話者が求められる、そのきっかけがLTになるのでは、と思ったからです。
例えばの話、WordCampの様な大きなイベントが開催されるとしてそこに登壇する人がいつも同じではコミュニティの多様性は育まれません。一方で大きな場所で登壇するのはその場で言われて即できるものでもありません。
資料の準備もさることながら人前に立って話をする、という行為は苦手な人/出来ない人/しり込みする人が沢山います。ただこういう人達の中には「大きな壇上だから出来ない」と思ってる人が少なからずいるので、ならば小さな場であれば出来るよね、それを繰り返したら大きな場にも立てるでしょ、って導ける事が出来るのではないかと思うのです。
WordPressのコミュニティはこうしてLTやプレゼンをこなす事で新しい出会いの機会が増え、そこから別のコミュニティに参加したり、新しいコミュニティが生まれたりし、これらがひいては大きなWordPressコミュニティ全体の利益になるのではないか、つまりコミュニティを大きくするのにLTに登壇する事も一つの貢献、という事で今回の会を催した次第です。
6人の登壇者による多種多様なLT
今回LTに登壇していただけたのは以下の6名の方です
・大澤一志さん
補正前後の比較画像プラグイン「 Twenty20 Image Before-After」の紹介。
参考リンク1 参考リンク2 参考リンク3
2つの画像を指定して変化の前後を比較してみる事が出来るプラグインのご紹介でした。
特にこのプラグインを使うとアイキャッチ画像でも同じ様な視覚効果を付与する事が出来るというのは驚きでした。
・佐野博紀さん
WordPressでオンライン面会システム構築事例(Jitsi Meet、Kintone連携)
参考リンク
コロナウィルス蔓延によって介護のお仕事に出る影響を考慮し、WordPressとJitsi Meet、Kintoneを組み合わせたオンライン訪問システムを試験構築した、その様子を語っていただきました。有料サービスを組み込む事もあって費用面の質問が多く出ましたが、現在はデベロッパーアカウントによる試験運用で賄えてる、今後の実用化した際はその辺も問題という事でした。
・上野雅之さん
目指せ1週1件の投稿に向けて(仮)
参考リンク
DIYをテーマにしたブログを1週間1投稿する為のルーティンについてお話いただきました。
普段のお仕事をされてる中でDIYネタを継続して投稿するとなると時間の捻出というのが大きな問題になるかと思いますが、そこをいかに上手にやりくりしてるのかを見せていただきました。
・森崎齊さん
Elementorだから出来る見出しウジェットのカスタマイズ事例
参考リンク
森崎さんはFSE機能が実装される以前からFSE以上の編集機能をWordPressに付与できるプラグイン「Elemnter」を使ってサイトを作り、その技法を他者にもお教えしている方なのですが、今回は短い時間で斜めに傾いた見出しタイトルを実際に作っていただきました。
単に傾いたタイトルってだけなら画像にして傾ければいいのですが、文字は傾かずその周りの枠だけ傾く様なタイトルというのは中々面白い効果でした。
・松野仁さん
パスワードに埋もれない人生を送ろう
参考リンク
松野さんは今回はLT動画を作成していただき、これを発表していただきました。 よって唯一の時間通りの発表でした。
パスワードマネージャーの活用方法についてのご紹介ですが多数のパスワードを必要とされる昨今、これらの機能はブラウザの一機能として提供されたり、GAFAのアカウントにそれらの機能が紐づいたり、とパソコン/スマホの標準機能となりつつありますがまだそれらを使ってない方もいるようです。こうした方々への警鐘にもなるといいですね。
・ほそのひでかずさん
MidjourneyでAI画像を作る
参考リンク
ほそのさんは当日急遽参加していただきました。また5月に続いて2度目の登壇、かつ5月の登壇内容もAIによるブログ記事の作成/構成/概略づくりへの利用方法でしたので、今回の画像生成と相まってますますブログ記事の自動生成が可能になりそうな未来が見える様なお話でした。
今回個人的には予てからElementerでのお話をしていただきたいと思ってた森崎さん、普段の言動からはこうした場には中々出ていただけそうにないと思ってた松野さんにご登壇頂けたのがとても嬉しかったです。また大澤さんや佐野さん、ほそのさんからは目を瞠る様な技術的なお話が戴けたのも楽しかったですね。上野さんの様に日々の暮らしのルーティンにブログ作成が組み込まれ実践されてる様子は自堕落な生き方をしている自分には耳の痛いお話でした(w
次回も今回に負けず劣らずのLTをお聞かせいただける様になれば、と思います。
Chiba WordPress Meetupの今後の事を少しだけ
コロナウィルスの問題もどうにか終息を迎え行動制限も少なくなってきましたが、それを踏まえてChiba WordPress Meetupも今後の活動に少し変化をつけて行きたいと思う様になりましたので、その話を少ししたいと思います。
1)どこでもMeetupを開催する
このサイトのチップス記事にも投稿している様に、私(渡邉)は場所を選ばずにMeetupが出来る環境を持っています。で、この機材が幸いなことに可搬性を持っている機材という事もあり、という事は1つの場所に捕らわれず様々な場所でMeetupが出来る、という事にもなります。
これまでChiba WordPress Meetupは千葉市内のコワーキングスペースや貸し会議室、コミュニティセンター、自分の運営するコワーキングスペース(大網白里市)を使ってきましたが7月は初めて千葉市内よりも東京寄りの習志野で開催しようと思っています。
また今後機会があれば柏や松戸という県北西部、銚子や旭等の県北東部、館山等の県南部での開催も考えたいと思ってます。
こういう県内どこででも開催するというのはほかのMeetupではやってない事なので一つチャレンジしても面白いかな、と思うのです。
2)オン/オフに多少の差異を付けていきたい
これまでChiba WordPress Meetupのイベントはオンライン/オフライン同時開催で行ってきましたがどちらも同じ時間に開始、同じ時間に終了という事で内容的な差異はほぼなしという状況でした。しかしコロナウィルスの終息によって多くの人が外出する機会を増やす様になるとMeetupのオフライン参加者も今後は以前の様な数に増えていくのではと思うのです。
もう一つの要因として現在使用している各所のコミュニティセンターの利用時間区分を有効利用しようと考えているものがあります。
これまでChiba WordPress Meetupは第4日曜日14時~16時で会を運営していましたが、今現在主に利用しているコミュニティセンターでは諸室の使用時間が2時間単位で区切られており、その時間内に設営と撤収も含まれるというちょっとキツキツの時間割となっています。1日の時間割も午前9時からきっちり2時間ごとに区切られているので14時~16時での利用をする為には13時~15時と15時~17時の2枠を取る必要があります。
で、13時から入室しても設営に1時間もいりませんから結構な無駄な時間が出てしまいますので、これを解消するのとオン/オフの差異を付けることを目的として、開始時間を30分前倒しして13時30分からとし、オン/オフ共通の時間を15時30分まで、そこから1時間、16時30分まではオフライン参加者のみの「なんでも相談会」としてオフラインに参加した方が少しお得、という感じに持っていきたいと思ってます。
色々工夫をしながら他所とは違うMeetupを模索したいと思う今日この頃です。